【特集】星野リゾートが展開するブランドについて

最終更新日 2023年3月17日 by discov

「星野リゾートのブランドを詳しく知りたい」
「家族旅行で星野リゾートを考えているがどこがおすすめ?」
「竹富島にある星のやの特徴を知りたい」

日本には、温泉旅館やリゾートホテルが数多くありますが、その中でも特に高い人気を誇るのが星野リゾートです。
星野リゾートは、長野県北佐久郡軽井沢町に本社を構えるリゾート運営会社で、1914年に軽井沢で開業した星野温泉を皮切りに、現在では「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO」「BEB」といった異なるコンセプトを持つブランドの宿を展開しています。

星野リゾートが展開する5種類のブランド

 

星のや

「星のや」は、星野リゾートのブランドの中でも最上位に位置付けられるブランドです。
「夢中になるという休息」をコンセプトに掲げており、国内では軽井沢・京都・竹富島(沖縄県)など、海外にもバリやグーグァン(台湾)などに施設を展開しています。
「星のや」は、世間では「いつかは泊まりたい高級宿」と言われていますが、全ての部屋にテレビが設置されていないのが特徴で、広々とした優雅な空間で普段の生活を忘れてくつろぐことが可能です。

「界」は、「星のや」の次に位置付けられるブランドです。
「王道なのに、あたらしい」がコンセプトの和風旅館で、2022年時点で全国に19施設を展開しています。
温泉文化を現代風にアレンジしたのが「界」で、昔ながらの温泉旅館でありながら、新感覚の温泉旅館となっています。
また、その土地ならではの名物食材をふんだんに盛り込んだ和風会席コース「日本旅会席」も「界」の魅力です。

リゾナーレ

「リゾナーレ」は、「大人のためのファミリーリゾート」をコンセプトに掲げたリゾートホテルブランドです。
西洋型のスタイリッシュなリゾートホテルとなっており、高原の空気感や海原の解放感、夜空の宇宙感など大自然を満喫できるアクティビティを体験できます。
特に、ファミリーやペット連れの方に人気のブランドで、客室も各施設が位置する地域の景観を楽しめる空間となっており、快適に過ごすことが可能です。

OMO

「OMO(おも)」は、「旅のテンションをあげるホテル」をコンセプトにしたブランドです。
周辺エリアを一つのリゾート地と位置付けている新しい形の都市型ホテルで、宿泊を旅のメインとして位置付けている「星のや」「界」「リゾナーレ」とは異なり、「OMO」は周辺エリアの観光をメインとしています。

BEB

「BEB(ベブ)」は、「居酒屋以上旅未満、仲間とルーズに過ごすホテル」をコンセプトに掲げるブランドです。
「若い世代にもっと旅をしてほしい」という思いから2019年誕生した新しいブランドで、20~30代をメインターゲットにしています。
コンセプト通り、宿泊者みんなでワイワイと過ごせるカジュアルホテルで、宿泊者全員がチェックイン時点で35歳以下の場合に利用できる「35歳以下限定エコひいきプラン」も提供されています。
非常にリーズナブルな価格で宿泊できるので、費用を気にせずに旅に出ることが可能です。

最高級の宿泊施設で特別な体験をしたいなら「星のや」

以上が星野リゾートが展開する5種類のブランドとなりますが、最高級の宿泊施設で特別な体験をしたいなら「星のや」がおすすめです。
「星のや」は、国内では東京都・長野県・山梨県・京都府・沖縄県(2施設)に計6施設、海外では台湾とインドネシアに2施設があります。

温泉旅館で普段の疲れを癒したいなら「界」

また、温泉旅館で普段の疲れを癒したいなら「界」がおすすめです。
「界」は、北海道・青森県・栃木県(3施設)・神奈川県(2施設)・長野県(2施設)・石川県・静岡県(4施設)・島根県・山口県・大分県(2施設・湯布院に2022年8月オープン予定)・鹿児島県の全国各地に展開されています。

自然の中でもアクティビティを楽しみたいなら「リゾナーレ」

自然の中でもアクティビティを楽しみたいなら「リゾナーレ」を選択すると良いでしょう。
「リゾナーレ」は、北海道・栃木県・静岡県・山梨県・沖縄県に計5施設あります。

快適なホテルに宿泊したいのであれば「OMO」

観光メインの旅行でも快適なホテルに宿泊したいのであれば「OMO」がおすすめです。
「OMO」は、北海道(3施設)・東京都(2施設)・神奈川県・京都府(3施設)・大阪府・沖縄県に計11施設あります。

友人とワイワイと過ごしたい方は「BEB」

友人とワイワイと過ごしたい方は「BEB」がおすすめです。
BEBは新しいブランドなので、現在のところ施設数は5種類のブランドの中で最も少なく、茨城県・長野県・沖縄県の3施設のみとなっています。

5種類のブランドに分類されない施設も展開

なお、星野リゾートでは5種類のブランドに分類されない施設も展開しています。
それぞれ異なる特徴を持ちますが、例えば北海道にある「トマムザ・タワー」では29種類のスキーコースを楽しむことができますし、青森県にある「青森屋」はねぶた祭を感じさせる温泉宿となっており非日常を楽しむことが可能です。
その他にも、日本屈指の大自然を楽しめる青森県の「奥入瀬渓流ホテル」、雄大な磐梯山を臨む福島県の「「磐梯山温泉ホテル」」といった施設も人気です。

気になる費用面について

また、気になる費用面についてですが、最も高いのは「星のや」で1泊2食付きで1人あたり8万円ほどが目安となります。
「界」と「リゾナーレ」については3万円ほど、「OMO」と「BEB」については5000円からを目安にすると良いでしょう。
その他の施設については価格に幅があるものの、1万円台から宿泊することが可能です。

 

こちらもおすすめ
Influx 星野敦 洋上風力